藤戸健史先生が 第73回 日本心臓病学会 において、Case Report Award 最優秀賞を受賞

藤戸健史先生が 第73回 日本心臓病学会 において、Case Report Award 最優秀賞を受賞されました。

藤戸先生のご近影
藤戸先生の授賞式のご様子

藤戸健史先生が 第73回 日本心臓病学会 において、Case Report Award 最優秀賞を受賞されました。

藤戸先生らは左脚ブロック領域ペーシング(LBBP)による心臓再同期療法において、左室側壁領域への伝導時間が長い場合にはLBBP単独では左室伝導障害の改善が不十分である可能性を示し、2症例での左室伝導時間測定による検討を実施しました。この研究成果は、LBBP単独で効果が不十分な症例に対して左室リードを追加するLOT-CRT(左脚ブロック最適化CRT)の適応判断において重要と考えられます。

論文タイトル:Fujito T, Masuda K, Takahashi H, Kamiyama N, Mochizuki A, Furuhashi M. Conduction time from left bundle branch pacing to the left ventricular lateral wall in two patients in whom cardiac resynchronization therapy pacemaker was implanted. J Cardiol Cases. 2024 May 3;30(2):35-38. doi: 10.1016/j.jccase.2024.04.002. PMID: 39156214; PMCID: PMC11328688.