CAR-T療法

現在当院では,1種類(キムリア)のCAR-T療法が提供可能となっております。適応疾患は悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫,濾胞性リンパ腫)とB細胞性急性リンパ芽球性白血病です。詳細な適応に関しては主治医の先生ともご相談ください。CAR-T療法は,すべての患者さんに治療効果があるわけではありませんが,化学療法や造血幹細胞移植で治らなかった病気に対しても治療効果が期待されます。また免疫に関与する治療法のため,特徴的な副作用もあります。CAR-T療法の適応と考えられる場合には,事前に当科外来を受診していただいて,治療の内容に関してご説明します。
CAR-Tの説明図